パソコンが居間にある昨今

1.最初の段階---居間にやってきた
パソコンが居間に進出してたのは、インターネットで調べものをしたいと言う妻と子供の要求を満たすためだ。古いMacintoshを一台ランケーブルにつなげた。「光」だからまあまあ満足できる速度。レシピや学校の調べ学習をするぐらいであれば、十分だ。


2.次の段階---募る不満--写真と音楽
インターネットを観るぐらいなら十分だけど。写真は時間がかかる、とブーイングだ。仕方がないだろう、五年も前のパソコンだから、ガマンだっ。と言っても納得できない。iTunesでCD焼きたいけど、出来ないの?


3.そして---居間の主人公へ
新しいMacintoshを買う。早い。起動まで10秒、には驚く。写真の取り込みも、CDの取り込みも早い。アマゾンや楽天も早い。日曜日はパソコンの取り合いだ。長女がセブンイレブンでミュージックカードを買ってきた。妻はヤフーのオークションにはまっている・


4.今後
居間に進出したパソコンがいつテレビとつながるか。iTunesでダウンロードしたビデオを週末にまとめて見たい、ソフーに腰掛けて、と思うようになったら、作戦は成功かも知れない。有料のテレビドラマやミュージックビデオ、無料の映画予告編にいたるまで、雑多なものをまとめて「観る」ことができたら「居間」は随分変わるかもしれない。

Webが地球を覆っている

クモの巣が広がるように、インターネット網が地球を覆い尽くしている。フィルムの早回しを観ているように、加速度的に地球全体を覆い尽くそうとしている。インターネットが全てを変えてしまった。権威は失墜し、新しい価値が生み出され、誰もテレビを見なくなり、新聞の記事は古い記事ばかりで退屈だ。地球は「クモの巣」の中にある。WindowsだとかMacintoshとか言っていたのが遠い昔の事のようだ。なぜこんなことにこだわっている人たちが未だに世の中に存在するか不思議だ。地球は「まゆ玉」の中にあり、僕たちの生活もその中にある。

サイト予約して映画館で映画を見る

近くにワーナーマイカルの映画館が出来た。近くと言ってもね車で20分はかかる、郊外型の映画館のデパート? のような代物で、子供向きのやら、話題のものやら、選択肢もたくさんあり、試しにサイト上てら予約してUnited93を観に行った。


まず並ばなくていいのが良い。あらかじめサイト上で予約した番号を発券機に打ち込み、指定席で観られるのは安心できる。都内で観たとしたら、「時間何時間待ちです」などとアナウンスされ、観る期も失せてしまう。映画館で映画を観なくなって久しいが、久しぶりに、「映画館で映画を観る習慣」が続きそうだ。子供を連れて、翌週にはゲド戦記も観た。


だが、注文がある。いわゆる「独立系」で扱っているような作品を上映してもらえないだろうか、ということだ。例えて言えば、ウディ・アレンとかジャームッシュとかの作品だ。小劇場でいいから、一週間でもいいから、そうしてもらえないかなぁ、と切望します。


それからもう一つ、もうちょいと安くならないかな。50歳以上の夫婦には割引があるようだが、映画好きを唸らすような価格戦略を、ぜひ。

ソニー信者だった。
ハンディーカム、ウオークマン、トリニトロンのテレビ。1割2割高いだけだったら、躊躇なくSONYのロゴがついた製品を購入していた。先進的でクールだった。株主でもないのに、企業業績まで気にかけていた。ソニーの悪口には反論し、友人にはソニーを進めた。。


ソニーに関心をもたなくなったのはいつからだっただろう。と振り返ってみると、そうVAIOの発売あたりからかな。と思う。正直あれにはまったくガッカリした。インチキきわまりない、と感じた。
外見はAppleだし、中身はWindows95、キッカイきわまりない代物に見えた。
ソニーらしさのかけらもなかった。せいぜいメモリースティックぐらい。あの辺りから、ソニーは先進性を失っていったのだと思っている。普通の会社になってしまった。


でも、腐っても元信者だ。ソニーの未来には期待している。画期的である事、を期待している。ただそれは、最近のソニーがやっているような、腕時計に電卓がついたような製品ではない。はじめてハンディカムが発売されたような衝撃だ。いままで世の中に存在していなかった製品、使い方を製品として出す、それを期待している。

MSは「クール」とか「ホット」とかいう概念の対極にある会社だらね

「MS社がipodに対抗するデバイスを今年度中にも用意する」というCNETのニュースだ。この会社はいったい何をしたいんだろうと、つくづく考えてしまうニュースだ。WindowsMediaPlayerがiTuneもどきになってきているなー、バージョンが上がるに従って、と感じていた矢先なので、まぁ予想はしていたが。


先行メーカーのやり方を見て、よーく考えて、OSの独占と資本力にモノをいわせて普及させるというやり方が、また通じるかどうか。その歴史を整理してみると、大成功から小成功まで、いろいろだが一貫した企業ポリシーがまったく感じられない。「なんでもかんでも」パソコンとインターネットに関するものなら、「とりあえずは手を出しておく」という明確さだけが理解できる。


MacOS--->Windows
Netscape-->IE
Yahoo-->MSN
RealPlayer-->-WindowsMedia
PlayStation----->XBox


けれども社風としてアミューズメントに手を出してどうするのかなー。「クール」とか「ホット」とかいう概念の対極にある会社だらね、何しろ。Word,Excelだけを作っているこじんまりしたメーカーじゃないのは分かるが、iPodもどきを作るのはどーかなー、と思う。

全ての2.0

インターネットの普及で何が便利になったかって? 料理のレシピだ。ちょっとした料理のレシピならインターネットにごろごろ転がっているし、調理者の体験談が乗っていたりするので、非常に参考になる。大概は料理好きのおじさん、おばさん、お兄さん、お姉さんで、料理専門家でも何でもない皆さんのサイトが多い。


チンジャオロース、肉まん、酢豚など「中華」が多いのだが、いつも参考にさせてもらっている。今までだったら、ガス会社の付録や新聞の切り抜きなどを切り抜いてスクラップしていたものが、そのひつようがなくなった、インターネットの普及で、と言う実感がある。有り難いことだ、と実感する。インターネットが生活の中に入ってきた、という日常性を感じる。


有名な所ではAJINOMOTOなどのサイトはあるが、料理のレシピサイトだけは誰も「一人勝ち」出来ていないようだ。まぁ、当たり前と言えば当たり前なのかも知れないが、と思っていたら、同じような事に既に目をつけている人はいるようで
http://cookpad.com/
というサイトを発見したちょっと「はてな」風かな。チョット興味のあるサイトです。

サッカーとマスコミ

ワールドカップを盛り上げてチャンネルを合わせてもらいたいのだろうが、どのチャンネルも金太郎飴だ。お祭り騒ぎもいいが、もうちょっと、大会全体を見渡せるような、骨太な番組を作れないものだろうか。ゲーノー人が出てきて騒ぐのもウンザリだ。試合さえ観戦できればいい。「無口な解説者」がいい。


そんな訳で、最近は本屋に500円の名作DVDを販売しているので、チャップリンヒッチコック、それぞれ2本づつ購入し、喧噪から身を引くことにした。名作映画を4本購入しても2000円だなんて! おそらく著作権が切れているからだと思うが、人類の文化遺産に感謝。


それにしても、ニッポンが負け続けると、テレビを作っているメーカー、というより、心待ちにして大型、液晶テレビプラズマテレビを購入した皆さんはガッカリだろーな。