ソニー信者だった。
ハンディーカム、ウオークマン、トリニトロンのテレビ。1割2割高いだけだったら、躊躇なくSONYのロゴがついた製品を購入していた。先進的でクールだった。株主でもないのに、企業業績まで気にかけていた。ソニーの悪口には反論し、友人にはソニーを進めた。。


ソニーに関心をもたなくなったのはいつからだっただろう。と振り返ってみると、そうVAIOの発売あたりからかな。と思う。正直あれにはまったくガッカリした。インチキきわまりない、と感じた。
外見はAppleだし、中身はWindows95、キッカイきわまりない代物に見えた。
ソニーらしさのかけらもなかった。せいぜいメモリースティックぐらい。あの辺りから、ソニーは先進性を失っていったのだと思っている。普通の会社になってしまった。


でも、腐っても元信者だ。ソニーの未来には期待している。画期的である事、を期待している。ただそれは、最近のソニーがやっているような、腕時計に電卓がついたような製品ではない。はじめてハンディカムが発売されたような衝撃だ。いままで世の中に存在していなかった製品、使い方を製品として出す、それを期待している。