MSは「クール」とか「ホット」とかいう概念の対極にある会社だらね

「MS社がipodに対抗するデバイスを今年度中にも用意する」というCNETのニュースだ。この会社はいったい何をしたいんだろうと、つくづく考えてしまうニュースだ。WindowsMediaPlayerがiTuneもどきになってきているなー、バージョンが上がるに従って、と感じていた矢先なので、まぁ予想はしていたが。


先行メーカーのやり方を見て、よーく考えて、OSの独占と資本力にモノをいわせて普及させるというやり方が、また通じるかどうか。その歴史を整理してみると、大成功から小成功まで、いろいろだが一貫した企業ポリシーがまったく感じられない。「なんでもかんでも」パソコンとインターネットに関するものなら、「とりあえずは手を出しておく」という明確さだけが理解できる。


MacOS--->Windows
Netscape-->IE
Yahoo-->MSN
RealPlayer-->-WindowsMedia
PlayStation----->XBox


けれども社風としてアミューズメントに手を出してどうするのかなー。「クール」とか「ホット」とかいう概念の対極にある会社だらね、何しろ。Word,Excelだけを作っているこじんまりしたメーカーじゃないのは分かるが、iPodもどきを作るのはどーかなー、と思う。