情報を持ち歩く箱

カシオ、シャープ、パーム、いろいろな電子手帳を使ってきたが、他人から「奇異な目」でみられるのは慣れっこだ。「手帳に鉛筆で書いた方が簡単じゃないの」。その通りだ。


要はパソコンが小さくなって、それを持ち歩ければ何の問題もないのだ。電子手帳もいらないだろう。だが、ポケットPCを電子手帳の変りにしたいとは思わない。起動時間が10秒以内で、タッチペンで字を入力しなくていいのなら考えてもいいが。


携帯電話は一つの進化系だと思う。しかしあの複雑さはついててけない。ボタンの数も多いし、操作画面は分かりにくくて最悪だ。携帯電話はPCとの連携が悪い。情報センターたるPCとの一体的な連携がない。


ipod用にこうした機能を提供するソフトがあれば、使う気になるかもしれない。接続すればシンクロしてくれる訳だし、この上なく簡単で、小学生でもパソコンのデータを取り込める。普及台数からしても「参入者」にとってビジネスチャンスは大きい。まさに持ち歩くハードデスクだ。もしかしたらappleはこのあたりを狙っているか、とも思う。