おおー

七面倒な設定を一晩中して、初めてインターネットに接続できた時、おおー、だった。これ以上の言葉ではいい表せない。おおー、だ。ネットスケープ社のページ、イコールインターネットだと思っていたあの頃が懐かしい。「やはりインターネットは全部英語だ」…

進化論

アキハバラ改札の出口から10メートルも歩かない内にHifiコンポの看板、原色が八月の空よりめだっていた昭和の頃、あの薄暗い「屋台」で売っている電気のテスターやコイル、トランジスタのせいだ。僕にとっては使い道のないものばかりだったが、不思議な居心…

こうして音楽は衰退する

CDが発明されたのはよい、しかしコンピュータを使って音楽を作るようになって、音楽の進化はとまってしまった。皮肉なものだ。創造性をコンピュータ「以内」に閉じ込めてしまうからなのかも知らん。リモコンは偉大な発明だ、がゲームリセットのように、最後…

ケイタイは便利だ

携帯電話は便利だ。いつでも、呼び出すことができ、用をいいつけたり、頼んだり、文句を言ったりできる。素晴らしいではないか。しかし、自分が用をいいつけられたり、頼まれたり、文句を言われたりするのはゴメンだ。鉄人28号はかっこいいが、自分が鉄人28…

ピコピコやるな

家族旅行に行ってもピコピコやるな、とかみさんに注意したら逆ギレされてしまった。一体何をピコピコやっているのかと画面をのぞいたら「とっても風景がきれい」という一文、いちいちそんなことメールするなよ結局、「ケイタイ中毒」なのだ。それが結論。似…

ケイタイとは

かみさんのケイタイが壊れたので、ぼくは「バチがあたったんだ」と嫌みを言った。僕はケイタイを持っていない。四六時中、ビロロロ、ビロロロと呼び出されて、どーでもいいような用件に振り回されるのがイヤだからだ。逆転勝利を願う赤コーナーの彼女は「自…