シャープ ブラズマクラスターはnextだ

シャープのプラズマクラスターはNextという機種名になっている、空気清浄機のふりをしてリビングの片隅に置かれているが、クラウドにつながっていて、今日の天気とかを知らせてくれることになっている。あるいは外出先からこの機器を操作できるとか。

 

リビングの片隅に置かれているもの。でしゃばらないデザイン・新型コロナウイルス 感染症対策に万全の機器。クラウドサービス。ウマくやればGoogleAMAZONAppleよりも違和感なくリビングに進出できるかもしれない。どんなに場所をとっても、自然な存在。「おお、君もしゃべるのか」、「音楽を頼むよ」。

 

前面に音質の良い(小さくてもいいから)スピーカーをつけないかなぁ。「今日の日の入りは」「今公開している映画は」リビングにあって違和感のないクラウド機器、それは空気清浄機だ。冷蔵庫や電子レンジではない(冷蔵庫や電子レンジにはなしかけたら不自然でしょう)。かわいそうにエアコン君はいつも天井近くに吊るされている。

 

その点、シャープのプラズマクラスターは家族の友達だ。実にしっくりとした存在感。

今は一方通行で話しかけてくるけど、こちらの会話を聞いて答えてくれたら、プラズマクラスター君、君はスターになれるよ!!

 

 

 

携帯電話を持たない理由

大概の人には驚かれる(あるいは変人扱いされた」)が、僕は1年前までケイタイを持っていなかった。


理由は特にないが無くて困るような生活でもなかったというのが一つ。もう一つの理由が とても使いづらい,ということだった。ひと昔前のビデオ予約に匹適するぐらフクザツで,とても所有する気にもなれなかった。


そしてこれが最大の理由だが、ケンショウエンになりそうな雰囲気を漂よわせ,ミケンにシワをよせつつ,親ゆびを連打しながら,小さい画面を寄り目になりながら、のぞき込む姿も,好きにはなれないし,自分がそんな事をしたいとも思わなかった。


ぼくの知り合いに、やはり携帯電話を持っていない男がいて、彼はかつて、こう言っていた。「持つ理由はあるか、と聞かれるのはわかるが、持たないのに理由はないし、その理由を問われるのも心外だ」


ぼく自身も、この意見に賛成だった。どうしても持たなければならない局面に立たされたら,楽々フォンを買おうと決めていた。


iPhoneが発売されるまではね。

プリンスのパープルレイン

プリンスは、「かつてプリンスだった男」と言って以来、ブラウン管には登場しにくなったし、僕が知っているプリンスはMTVに登場するプレンスだったが、一番好きな曲はラジオで聞いてショックを受けた「パープルレイン」だ。


AMのアメリカ軍の放送で、「横須賀の将兵の皆さんお早う」で始まるFEN。モノラルで車の中で聴いた20年前、これがまた車を停車してタバコを吹かしたくなるぐらい良かった。


特にあのギターの不規則に尖った響きとプリンスの嘆きのような、懇願するような声。プリンスなんて好きではなかったし、今でも好きではないが、パーブルレインはいいね。


iTunesで150円。

保存メディアが信用できない

VHSとベータの時代から始まるような気もするし、8トラックから始まるようでもあるし、たった30年間の間に、いかに「保存メディア」に翻弄されてきたか。映画やムービーをメディアに保存するのはもうたくさんだ、この際、DVDをはじめ、何も信用できない。


というのも、8mmハンディカム、DVminiハンディカム、それからレーザーディスク、と購入した機器はことごとくある日突然に壊れ、後には見ることのできないテープ類だけが僕の手元に残っているからだ。


であるならば、youtubeにでも動画をアップしたほうが、よほど安心であるかも知れない。と思うようになった。10年後もアップした動画はyoutubeにあるかどうか、という確率は、今主流となっている保存メディアが、10年後も存在しているかの確率よりも高いかも。


保存メディアのことを信用しろ、という方が無理な話だ。信用できない。


そんなことを思いつつ、カメラの北村に古くなったメディアのダビングサービスを頼むことにした。全部で6本。DVD120分の移し替えが1400円程度で、6本だから、合計1万円ほどだ。


頼んだ後で、客から預かったテープをDVDにダビングすることを職業にしている人のことを、ちょっと考えてみた。


ぼくの30年はたいしたことのない歳月の記録だが、それにしたって、赤ん坊は中学生になり、新妻はおばさんになり、そんな家族の記録を何百、何千と日々見ている人がいるのだ、と想像すると、毎日、違った「連続テレビ小説」を見ているようだろうな、と思う。彼に同情を禁じ得ない。


というか、きっと彼は「日々を大事に生きよう」とか「まわりの皆と一緒にいることが、それが平凡な幸せなんだ」みたいな感覚にとらわれるだろうな。

久人ぶりに 自分用のMacintoshを購入

Apple MacBook 2.0GHz Core 2 Duo/13.3型/2G/120G/8xSDDL/802.11n/BT/Mini DVI MB881J/A

Apple MacBook 2.0GHz Core 2 Duo/13.3型/2G/120G/8xSDDL/802.11n/BT/Mini DVI MB881J/A

久しぶりに新しいマックを自分用に買った。


前のだるま型ブラウン管Macintosh以来だ。七年ぶりぐらいかな。あの時は、appleは大丈夫か。身売りか。OSメーカーとして地味に生き残るのか、なんてな時代だった。隔世の感あり。実際、フラワーパワーのimacは壊れなかった。それで、新しいものを買うまで七年の月日がたってしまった。


新しいMacBookが発売開始となった翌日に、店頭に並んでいた(一日前まで最新機種だった)MacBookを親愛なるヤマダ電気で9万円で購入。まぁ、OS-7(漢字Talk7)以来のMacintoshユーザーなので、また、日頃職場で使っているwindowsと比べれば、このos10.5は非の打ち所がないですね。OSの完成度がものすごく高い。家電製品に近づいているな、というのが印象。


ありがたや、ありがたや。

yahooが欲しいのか 時代錯誤?

MSがYAHOOの買収に乗り気だ、というcnetの記事だか、気持ちは分かる、googleが「次元の違う活躍」をしているし、焦っているのだろう。でもMSがweb2.0的なことを始めればはじめるほど、「自己矛盾」をおこさないだろうか。


word.excelをweb化するという選択肢はないだろうし、javaを積極的に活用、なんてのも考えにくい、
結局は自己技術によって顧客を囲い込み、独占を作り出してきたMSが、ライセンスフリーですよ、なんてことは出来ないだろう、どう考えても。だって(製品が売れなくなるという)自己矛盾をおこしちゃうからね。


YAHOOのような会社を手に入れたとしても、手に入れたとたんにMS色になったのだとすれば、ユーザーはソッポを向くのではないかなー。何年もIEのバージョンアップをしないでいるうちに、Firefoxが市場を席巻しだしたのと同じように。ユーザーは「IEのみに対応しています」なんてメッセージは観たくないから。


家庭でインターネットを観たり、メールを書いたり、写真を整理したりするのにwindowsである必要がない、という事実にみんなウスウス気がつき始めている。MSが恐れているのは、OSのweb化、Oficce競合ソフトのweb化だと思うが、この恐怖は現実のものになりつつある要に思う。

こじんまりとビジネスの世界で(といってもすごい規模だが)互換性を保つために、windows,word.excelを作る会社として生き残るんでいいんじゃないんでしょうかねー。それ以外の存在価値を示そうとすることはいずれ、不幸をもたらしそうな気がします。

ビデオカメラが何百万台、いやおそらく何百万台売れたかは知らないが、相当な数であるのは容易に想像できる。子供の運動会や学芸会で、持ていない親を捜す方が大変なぐらいだ。しかし、撮影したビデオがどこかで発表されたなんて話はどこでも聴かない、「思い出として」それぞれの家庭の机の引き出しにしまってあるのだろう。とったっきり、なわけだ。


1.現在の問題は発表する場がない。
2.編集が難しい。
この二点だが、少なくともGoogleVideoやyoutube,appleの動きを見る限り、「発表の場」に関してはweb2.0的な広がりを見せている。youtubeの目のつけどころは、こうしてみると、実に的を得ている。


残りは「簡単な編集だ」。「信じられないぐらい簡単」である必要がある。撮って、縮めて、UPして。「えっ、これで終わり?」というぐらいな。以下は簡単さをイメージしてみる


1.ビデオカメラとパソコンをUSBでつなげる。「簡単ビデオ君」が自動的に起動する。
2.「お任せ編集をしますか。
3.はい、を選択すると「撮影時間20分を」 3分に要約する/5分に要約する どちらかを選択してください
4.どちらかを欄託しOKする
5.さくひんが完成しました、「手直ししない場合」はOKを押してください
6.作品を今すぐ「i-簡単」に公開する


どうかな。その間、僕はタバコを一本だけ吸っている。